心臓カテーテル検査。大田区の東京蒲田病院。

文字サイズの変更

  • 小
  • 中
  • 大
HOME > 各種検査・健診・手術 > 心臓カテーテル検査・治療

各種検査・健診・手術

心臓カテーテル検査・治療

■心臓カテーテル検査・治療とは

 当院では2012年から心臓カテーテル検査・治療を始めました。専門医と熟練したスタッフによってほぼ毎日、狭心症や心筋梗塞に対するカテーテル治療が行われています。さらに末梢動脈疾患、下肢閉塞性動脈硬化症に対しても多くの経験を積んだ医師が対応しています。

 各年度の症例数は以下のとおりです。

心臓カテーテル症例数


※画像をクリックすると拡大で御覧いただけます

冠動脈造影検査

 手首もしくは股の動脈から力テーテルという管を挿入し検査を行います。その管から造影剤を流し、レントゲン撮影を行います。そうすることにより心臓の血管が映し出され評価することが可能となります。

 この検査によって狭心症や心筋梗塞の確定診断をするとともに、治療方針の決定、たとえばバルーン療法(PTCA)を行なうのがいいのか、冠動脈バイパス手術がいいのかといったことを判断する材料となります。

 急性心筋梗塞の場合には緊急にカテーテル検査が必要な場合があります。

左室造影

 動脈から挿入したカテーテルをさらに進めて左心室に届かせ、圧を測定した後、造影剤を注入して検査を行います。狭心症や心筋梗塞、高血圧性の心肥大の場合には、左心室のはたらきが低下しますが、それを判定する上で重要な検査となります。

右心力テーテル検査

 先端にバルーンのついた特殊な力テーテルを使用します。静脈から挿入した力テーテルを、右心房から右心室を経て肺動脈まで届かせます。ここでバルーンを膨らませて圧を測定すると、左心室とほぼ同じ圧が測定されます。

 さらに、肺動脈、右心室、右心房の圧も測定し、心拍出量も調べますこの検査で、右心機能と左心機能を調べることができ、心不全の診断や、治療方針の決定、治療効果の測定ができます。

 さらに心房中隔欠損症などの先天性の心臓病では、血液中の酸素量を調べることによって、病名や重症度を診断することができ、手術の適否の判断にもなります。

検査の流れ
  • 狭心症など心臓由来の症状があり、検査が必要と思われる患者さんに対して予定検査として行います。(急性心筋梗塞など生命に直ちに関わる疾患は緊急で行う場合があります。)
  • 当院では入院当日に検査を行います。
  • 検査時間は30分位ですべての検査が終了します。
  • 検査後は管を入れた部分から出血しないように圧迫を行います。
  • また手首から検査を行った患者さんは検査後より歩行が可能となります。
    通常は検査翌日退院となります。
心臓力テーテル治療について

 力テーテル検査により狭心症、心筋梗塞などの診断のついた患者さんに対して行う治療です。ー般的には風船治療、ステント治療と呼ばれています。風船治療は、心臓カテーテル検査の技術を応用した方法で行われます。

 風船治療では、まず狭くなった心臓の血管へ先端に風船(バルーン)をつけた力テーテルを入れます。この風船をふくらませることで、狭くなっている冠動脈も大きく広がることになりますが、一般的に風船を膨らました後、ステントという金属の補強材を血管の中に挿入してきます。その理由としては風船治療のみでは初期の成績、長期の成績ともにステント治療と比較し悪いことが分かっているためです。

 ステントにより狭心症を治療することによるメリットは大きいのですが、合併症として、まれに冠動脈内に挿入したステントに血栓(血の塊)ができて、急に閉塞する場合がありますので、これを防ぐために、治療後最低1年間は血をさらさらにする薬の服用が必要です。

詰まっていた血管が通りました


PAGE TOP