2016.10.17
2016年度 緊急医療救護所開設・運営訓練の実施 報告
当院(東京蒲田病院)は災害時に緊急医療救護所(注1)となります。
それに伴い、下記の日時に緊急医療救護所開設・運営訓練を実施しました。
●実施日:平成28年9月17日 13時30分~15時30分
●実施場所:東京蒲田病院(東京都大田区西蒲田7-10-1)
訓練当日は、大田区内震度6弱の地震発生を想定して、病院、医師会・薬剤師会・柔道整復師会の先生方、大田区職員の方、矢口消防署の方、ボランティアとして参加して頂いた東京工科大学の学生方、蒲田看護学校の学生方、地域住民の皆さん、など総勢約150人にご協力を頂き、緊急医療救護所の開設や、通信訓練、医療救護(トリアージ(注2))訓練、重軽傷者の処置等の訓練を行いました。また訓練の最後には矢口消防署のご協力により、はしご車による救助訓練の実演があり、参加者一同感激しました。
当日は晴天に恵まれたこともあり大きな問題もなく訓練を完了できましたことに、参加して頂いた方々へこの場を借りてお礼申し上げます。尚、訓練での課題や反省点は今後に活かして、実際の災害時に反映させたいと思います。
(注1)
緊急医療救護所とは、多数の負傷者が生じる災害時により多くの人命を救うことを目的として限りある医療資源を効率的かつ最大限に配分できるよう、病院の門前等でトリアージや軽症者の治療を行う場所です。詳細は、大田区ホームページを参照ください。
(注2)
トリアージとは、多くの負傷者が同時に発生した場合、限られた医療資源でできるだけ多くの命を救うため、治療の緊急性が高い負傷者とそうでない負傷者に分けて治療や搬送の優先順位をつけることです。詳細は、大田区ホームページを参照ください。