信頼される医療を目指し、良質な医療・看護を提供する。
医学の進歩とともに、病院と診療所、病院と病院が役割を分担する必要性が高まっています。当院では、連携を重視した運営を行って参ります。診療所から紹介いただいた患者さんは集中的に精査、治療させていただき、後のフォローは完全に診療所の先生方にお任せいたします。また、各病院においては診断、治療において得意分野があります。当院の得意分野は積極的に治療させていただき、他病院の得意分野は患者さんを紹介する、いわゆる病病連携を重視する体制をとります。療養型では、介護施設との連携体制を充実させており、さらに在宅医療支援の役割りも担います。
本院は元々、療養型病床、泌尿器科、人工透析を中心にした施設であります。
療養型病床は、最新のアメニティーを提供できるようになり、患者さんに快適な入院生活を送っていただけるようになりました。また透析関連ではシャント作成、狭窄したシャントの治療なども行っています。
今回、移転オーブンとともに最新の循環器診療を導入いたしました。生活習慣の欧米化により動脈硬化性の疾患が増加しています。動脈硬化性疾患は脳、心臓、腎臓、足の血管などさまさまな器所で生じてきます。それらを総合的にスクリーニング、診断し、適切に治療可能なシステムを導入しております。また、心筋梗塞などの数急疾患にも迅速に対応できるスタッフ、設備を整えており、循環器内科のスタッフは365日待機しております。
■療養型病棟
清潔で機能的な明るい室内を提供しており、快適に療養生活を送っていただけます。
■心臓用バイプレーンカテーテル装置
正面および側面同時撮影が可能で、複雑病変の治療に効果を発揮し、造影剤使用量の低減にも役立ちます。
■フィリップス社製超音波診断装置
最も高性能な超音波装置であり、心臓のみならず、全身血管のスクリーニングを実施することが可能です。
■フィリップス社製心臓CT装置最
新の64列CTで心臓の動脈を詳細に観察可能です。当日に結果を出すことが可能で、安価な心臓検診も実施しています。
当院は最新で高度かつ安全な医療を行えるように、医師のみならずすべての職員が研績を積んでいます。まず、医師は自らの治療成績をまとめて積極的に学会などで発表するように努めています。医療はただ行うだけでは不十分で、自らの治療成績を分析し振り返ることが、次のいい医療につながります。また、循環器内科は海外でも治療を行い国際的な医療交流を実施しています。
蒲田の地は羽田空港に近く国際的な交流を図るのには絶好です。医療もTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の論議に巻き込まれるのは必須で、その準備をしていきたいと思います。職員は日々、思者さんへのサービス、効率的な運営をどの様に行うかを学習や研究しています。接遇などでは、外部講師を招聘しいっそうの充実を図る予定です。