2021年8月から東京蒲田病院に常勤として勤務しております。
毎週火曜の午後、水曜日に不整脈外来、月曜日に不整脈のカテーテルアブレーション(根治術)を行っております。不整脈のある患者様のマネージメントのお手伝いをさせていただいております。動悸やめまいなどの症状があり、治療に困っている不整脈がある乳児から高齢者までの患者様をご紹介ください。また、他院でのカテーテルアブレーション治療後も頻拍発作を繰り返している患者様ご自身の受診も随時受け付けております。まずは当院03-3733-0525(24時間対応)までご連絡ください。
現在、年間約80症例のカテーテルアブレーションを施行しています。当院の特徴としては、全体の60%は心房細動(発作性、持続性、長期持続性)の症例であり、30%は1年以上持続(1年から10年持続)する長期持続性心房細動の症例であり、20%は他院で一度アブレーション治療を受けた後の再発例です。
また、残りの40%は発作性上室性頻拍、WPW症候群、発作性心房頻拍/心房粗動、特発性心室頻拍、二次性心室頻拍などの多彩な頻拍のアブレーションを行っております。いずれの不整脈のアブレーション治療も95%以上の高い根治率を誇ります。
2種類の3Dマッピングシステム(CARTOシステムとRhythmiaシステム)を導入しています。それぞれのシステムの特徴を生かして、症例ごとにマッピングシステムを使い分けております。
静脈麻酔と局所麻酔の併用、または全身麻酔下にアブレーションを行います。患者さんは眠っている間に痛みや不安を感じることなく治療が終わります。