リハビリテーション科のご案内。大田区の東京蒲田病院。

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診療科のご案内

リハビリテーション科

リハビリテーション科では、「患者さんが笑顔になれるように、質の高いリハビリの提供と思いやりにあふれた空間づくりを目指す」を理念に日々業務に取り組んでいます。

目標

  1. 患者さんがそれぞれの地域で安心して笑顔で生活できるように、ADL(日常生活動作)の向上を意識したリハビリを提供します。
  2. 気持ちの良い挨拶と笑顔で、明るく雰囲気の良い環境づくりを目指します。
  3. 知識、技能を高め、患者さんのニーズに合ったリハビリを妥協することなく提供します。
  4. スタッフ間で情報共有し連携を密にすることで、安全で効果的なリハビリの提供を目指します。
  5. お互いを尊重し助け合い、働きやすい環境を作ることで、患者さんの満足度向上に寄与します。

特色

急性期から地域包括ケア病棟まで

当院は、急性期の一般病棟、リハビリ強化型の地域包括ケア病棟を有しているため、急性期から生活期まで切れ目なくリハビリを提供することが可能であり、心身機能とADLの向上を図り、安心して自宅や施設へ退院して頂ける様にリハビリを行っています。

高い専門性と効率を兼ね備えたチーム制

当科は、循環器・呼吸チーム、整形外科チームの2チームに分かれリハビリに取り組んでいます。小チーム制を敷くことで、チーム内で柔軟にカンファレンスを開いたり、相談することが出来、スタッフ間の連携を密にすることで、より個別的で専門性の高いリハビリの提供が可能となっています。

リハビリテーション室の紹介


  • 快適で広々としたリハビリ室

  • 治療用ベッドと有酸素トレーニングマシン

  • 歩行練習用階段

  • 自転車エルゴメーター。主に心臓リハビリで有酸素トレーニング目的に使用。

  • 空圧式筋力トレーニングマシン。
    全身の筋力強化を目的に使用。

  • CPX(心肺運動負荷試験)
リハビリの様子

担当セラピストが個別にリハビリを実施

当院のリハビリテーション施設基準

  • 心大血管リハビリテーションⅠ
  • 運動器リハビリテーションⅠ
  • 呼吸器リハビリテーションⅠ
  • 脳血管疾患等リハビリテーションⅢ
  • 廃用症候群リハビリテーションⅢ

主なリハビリ対象疾患

循環器リハビリ 急性心筋梗塞、狭心症、慢性心不全、閉塞性動脈硬化症、弁膜症術後、アブレーション後、ペースメーカー植込み術後、肺炎、慢性閉塞性肺疾患
運動器リハビリ 骨折術後(大腿骨、膝蓋骨、脛・腓骨、足関節、上腕骨、橈骨など)、変形性関節症術後(膝・股関節など)、脊椎術後(腰部脊柱管狭窄症、頸椎・腰椎ヘルニア、圧迫骨折など)、切断術後、肩関節周囲炎、変形性関節症(保存)
高齢者リハビリ 上記疾患に加え、糖尿病、内科疾患、認知症、廃用症候群など
2023年度の実績
入院(単位)

運動器(16442)、心大(16412)、呼吸器(3915)、廃用(317)、脳血管(152)

外来(単位)

運動器(3193)、心大(2222)、呼吸器(3)、脳血管(16)

スタッフ紹介

スタッフ写真

リハビリテーション科 科長 野澤 洋之

当院リハビリテーション科は、患者さんに「東京蒲田病院でリハビリが出来て良かった」と思って頂ける様、結果に拘ったリハビリの提供と、安心してリハビリに取り組んで頂ける快適な空間づくりを目指しています。またリハビリを提供するスタッフが、思う存分力を発揮出来るような、職場の雰囲気づくりも心掛けています。当院リハビリ科は人間力に優れ、経験豊富なスタッフが多く、新人や学生の方も安心して働け、学べる環境です。現在、作業療法士は不在ですが、理学療法士が上肢のリハビリや作業療法にも取り組んでいます。今後も患者さんやご家族が、安心して地域で生活出来るように、心のこもったリハビリを提供して参ります。

10年目 理学療法士 整形チームリーダー

新卒で当院に入職して10年になりますが、これまで長く続けてこられたのも、自分がやりたかった整形外科のリハビリに取り組めることに加え、職場の雰囲気の良さが要因です。現在は整形リーダーとして業務を行っていますが、過度な責任を感じることなく、皆で協力しながらリハビリを行えています。治療効果は精神面の影響も大きく左右しますので、患者さんにも雰囲気の良さを感じて頂ける様に、日々の業務に取り組んでいます。東京蒲田病院は循環器リハビリだけでなく、整形リハビリもあるということを広めていければと思っています。

5年目 理学療法士 整形チーム

私は、以前は循環器専門病院に勤務していましたが、整形外科を中心に他分野のリハビリの知識、技術を身に付けたいと思い当院へ転職しました。循環器、整形外科疾患に加え、内分泌疾患等の患者さんとも関わることが出来、今までの知識も活かしつつ、新たに学ぶこともあり、日々やりがいを感じています。また当院では入院から継続して外来リハビリも実施出来るので、自宅での生活に合わせたアプローチを考えることも楽しいです。委員会活動も積極的に行っているので、他職種のスタッフとも患者さんのことで気軽に相談出来、風通しの良さを感じています。

5年目 理学療法士 循環器・呼吸チーム

大学卒業後に外来リハビリを中心に経験を積み、循環器リハビリを行いたく、当院に入職しました。私は視力低下の障害がありますが、当院リハビリ科はお互いにフォローし合う文化があるので、リスクの高い患者さんを担当しても、安心してリハビリに取り組めています。

私は、ブラインドフットボールの選手としても活動しています。合宿や練習、試合がありますが、当科は休みが取りやすく、日々多忙ではありますが、仕事とプライベートの両立が図れて毎日が充実しています。自分に障害があることで、患者さんの気持ちに寄り添って接することが出来る強みが私にはありますので、安心してリハビリを受けて頂きたいです。

セラピスト人数、経験年数、年代

理学療法士9名(男4、女5)11~15年:3名、6~10年:3名、1~5年:3名

各種資格取得者

心臓リハビリテーション指導士(3名)、呼吸療法認定士(2名)、認定(呼吸)理学療法士(1名)、心不全療養指導士(1名)

各種講習会受講修了者

臨床実習指導者(7名)

勉強会

毎月1回、科内の勉強会を開催し知識・技術の向上に励んでいます。2023年度は、外部セミナー受講後の伝達講習や症例検討、筋触察練習等を行いました。

急変時対応訓練

毎月1回、患者さんの急変時に備えて対応訓練を実施しています。いざという時に備えて訓練を行うことで患者さんの安全は勿論のこと、スタッフも落ち着いて日々のリハビリに取り組むことが出来ます。

他職種連携

定期的にカンファレンスを開き、医師や看護師等の多職種と患者さんの現状について情報交換し、効果的なリハビリの実施に繋げています。

新入職員・新人教育

当科では経験者も新人も、共に学べ、段階的に業務に慣れていける様プログラムを実施しています。 プリセプターが付いてマンツーマンで指導、教育を行うため、安心してリハビリ業務に取り組むことが出来ます。

求める人材

当科では、患者さんの心身機能向上のために自分の持てる力をフルに発揮し、患者さんと一緒に笑顔になれるマインドの理学療法士・作業療法士を求めています。当科の雰囲気を感じて頂くためにも、随時見学対応しておりますので、是非お気軽に連絡下さい。 


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