当院心臓血管外科では、『体の負担が少ない低侵襲な治療』を常に考え、冠動脈バイパス術において約97%以上が人工心肺を使用しない、オフポンプバイパス術で行っております。弁膜症においても、可能な限り低侵襲で行う事を目標としております。
当科では、年間約300症例の手術を執刀されている新浪博士教授(現:東京女子医科大学病院心臓血管外科主任教授)を招聘し、毎週金曜日に手術しております。特に、冠動脈治療では、多岐にわたる病変でも、小さい傷での冠動脈バイパス術とカテーテル治療を組み合わせたハイブリッド治療が可能であり、若年者から高齢者に至るまで、より低侵襲かつ、より安全に治療をすることが可能です。また、できる限り小さい傷を心掛け、安定した術後管理を行えるため、早期退院(6~10日程度)をも可能としております。
『信頼される医療を目指して』という信念のもと、患者さんに寄り添った医療を提供していきたいと考えております。当科では、東京女子医科大学病院心臓血管外科ハートチームとの連携を24時間スムースに図ることができ、患者さん一人ひとりに適した治療方針を立てることが可能です。
日本の最高技術を最大限に発揮する事の出来る豊富な手術数をもつ大学病院との連携を図り、最高の医療を提供し続けていきたいと思っております。 心臓に関して、御心配なことがあればぜひ気軽に外来にいらして下さい。